ランニングコストの低い、タンク方式のEPSON製インクジェットプリンターについて

大手ニュースサイト「GIGAZINE」にて、EPSON社が北米市場にタンク方式のプリンターを展開するとの話題に触れた記事が掲載されました。

家庭用プリンタのビジネスモデル転換に挑むエプソンの大容量インクモデル戦略とは? – http://gigazine.net/news/20150805-epson-kill-ink-cartridge/

この記事にもあるように、EPSONは日本国内のメーカーですが全世界に現地法人があり、その国の特性に合わせた独自の製品を展開しています。

インクをカートリッジではなく、大容量のタンクに注入して運用する方式のインクジェットプリンターは、既に数年前から東南アジア諸国で販売が開始されており、この度、北米でも販売が開始されるとの報がなされました。

弊社でも台湾で販売されているタンク方式のプリンター「L800」を、ディスクローダー「NK50V」に対応していたプリンター「EP-302」の販売終了を受けて、NK50Vのセット商品として取扱っております。
ディスクプリンター NK50VP2

これは、国内でNK50Vが利用できるプリンターが入手できなくなったことによる代替製品として、セット販売であることを前提として供給しているものですが、大容量のタンク方式になったことによりプリンター本体の価格は上がったものの、インクの価格(容量単価)は大幅に下がり、美しい印刷が可能な純正インクながらカートリッジ方式に比べて大幅なランニングコストの低下が望めるとのことで、1日に100枚以上の大量印刷を行うお客様から特に好評を頂いております。

ただ、EPSONの製品であるものの台湾法人の製品であるため、日本国内のEPSONではサポートが受けられず、修理も扱ってもらえません。そのため、修理の必要が発生した場合には台湾で実施することとなるため、送料や期間の面で膨らんでしまうのが悩ましい状況です。

カートリッジ方式のビジネスモデルが成り立たなくなりつつあるのは日本国内でも同様ですので、いずれ国内でもタンク方式のプリンターが販売開始されるのを願っております。

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