Blu-ray(BD-R)の品質検査が行えるBlu-rayドライブを発売!

2015年最後の更新となります。
本年も弊社製品をご愛顧頂き誠にありがとうございました。

さて、今回紹介させて頂く製品はBlu-rayドライブになります。

WH16NS48D
WH16NS48DQ

最近ではBlu-ray追記型ディスクがすっかり普及しており、容量単価もDVD-Rに比べ安くなったことや、大容量を活かして長期保存したいデータをBD-Rディスクに記録する用途も一般的になりました。
光学メディアはドライブ(駆動系)が別になる点や、収納性、耐衝撃性などに優れることから、故障によるリスクが大きく長期保管が不安なHDDからのデータ移行先メディアとして高い需要が発生しています。

しかし、そんな長期保存に適した特性の光学メディアでも、記録ドライブや環境が不安定だったり、メディア自体の品質が悪かったりで、記録の状態が悪い場合には、10年以上の長期保存をした後でいざ読み込もうとしたら読み込めなくなっていたなどという、目も当てられない惨事が発生しかねません。

そのため、記録品質に問題がないか、保存する前にチェックを行い選定する事が大切です。

高価なアーカイブ専用ドライブでは専用の測定ツールがあったり、測定専門の業者があったりしますが、一般消費者向けの手頃な価格のドライブとしては出回っていません。かつては一部のLite-on製ドライブで簡易測定ソフトウェアに対応するものがありましたが、既に市場から消えて久しい状態です。

販売を開始致しました「WH16NS48DQ」は、LG製ドライブをカスタマイズしてより高品質で安定した記録を実現したほか、Blu-rayとDVDのエラーレート計測ソフトウェアに対応したモデルとなります。

BD-R_ErrorRate

付属のソフトウェアにて、Blu-rayのエラー「LDC」と「BIS」を測定し、リアルタイムにグラフ化して表示します。
計測結果はPDF形式のファイルとして、数値とグラフを1ページにまとめた形で保存することも可能です。

数値が規定値を超えた場合は保存対象外として焼き直す、といった取捨選択を行う目安としてお使い頂けます。
もちろん、一定期間が経過してエラーレートが上昇したディスクの計測も行えますので、メディアの交換バックアップを行うかどうかの判断材料にも活用頂けます。

また、当ドライブはDVDとBlu-rayいずれの「M-DISC」の書込&読込にも対応しますので、アーカイブ用ドライブとしてもご活用頂けます。

転ばぬ先の杖として、Blu-ray/DVD エラーレート計測対応のドライブ「WH16NS48DQ」の導入をご検討下さい。

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